阪神高速のキャリアパス
土木系
安東 千夏
ANDO CHINATSU
保全交通部保全企画課
1996年入社
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- 学生時代
- 当時、環境工学に興味があり、工学部建設学科にて、水環境工学を専攻。実験実験の日々。大学院には行かず、社会人になる道を選択。
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- 入社
- 神戸第二建設部調査課 社会人としての基礎や、仕事の進め方などを学びながら、新規路線の計画・調査の係る業務や供用路線の環境調査業務に従事。
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- 3年目
- 神戸第一建設部北神工事事務所 開通直後の路線の路下整備工事の現場監督業務に従事。現場監督の基礎と大変さを学んだ。
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- 4年目
- 神戸第一建設部有野工事事務所 北神戸線の建設現場で山岳トンネル工事と橋脚工事の現場監督。当時、女性がトンネル現場に入ることが許されず、会社とJVさんの采配に私がびっくり。日々、構造物ができあがっていく充実感と現場監督員としての責任感、そしておもしろさ。
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- 5年目
- 神戸第一建設部設計課 同じ北神戸線の設計業務に従事。いろいろな条件の調整に奔走しつつコンサルタントさんと共に一つずつ図面にしていく。一つの大きな目標に向けて部や課が一丸となって取り組む非常に良い経験。開通の瞬間の感動は一生の宝物です。
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- 8年目
- 京都建設部調査課 新規路線の計画・調査業務や供用路線の環境調査業務に従事。道路計画のおもしろさと難しさを実感。
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- 10年目
- 大阪管理部調査設計グループ 構造物点検結果による損傷度合いの診断、高速道路近傍での工事の協議を担当。初めて念願の保全部門配属ではあったが、第一子を授かり、産休育休をいただくことに。
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- 10年目後半より
(約15ヶ月) - 産休・育休 月1回程度会社と連絡を取りながら、初めての出産育児。
- 10年目後半より
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- 12年目
- 京都建設部調査設計グループ 育休より復帰。供用を控えた京都線の利用促進の業務を担当。商工会議所と連携しての利用促進の業務に従事。母業と仕事の両立の困難さとおもしろさを実感する毎日。
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- 13年目
- 営業部営業企画グループ 部署を変え、引き続き京都線の利用促進を担当。商工会議所や地元企業と連携した業務を行う中で、一企業として社会からどう見られているのかを肌身で実感した最初の経験。
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- 14年目後半より
(約15ヶ月) - 産休・育休 子供を通じた世界も広がってきて、会社にいただけでは見えなかった世界も見えるように。
- 14年目後半より
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- 16年目
- 保全交通部交通企画課 育休より復帰、交通安全施策のマネジメントと交通安全キャンペーンを担当。警察、大学と連携すると共に、一般企業の交通安全教育の協力から商業施設での交通安全イベントの開催など。
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- 17年目
- 経営企画部広報課 報道機関との窓口を担当。特に会社の技術部門と報道機関の通訳となれるよう一から勉強の日々。あらゆる取材に対応する中で、経験のなかった事務部門の業務を知るだけでなく、社会が当社をどう見ているかを肌身で知ると共に、組織としての会社を俯瞰できた。
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- 21年目
- 保全交通部保全企画課 保全部門の総括部署で、事業計画や主に社内関係部署との調整を担当。保全の現場経験や取りまとめ部署の経験がほとんどない中、悪戦苦闘しながらも、これまでの自分にはなかった部分が少しずつ実力になる手応えも。
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学生時代の将来像・入社時の思い
物理は苦手でしたが、縁の下の力持ちである土木のうちでも、街づくりのもっとも基礎になる「道路」に携わることができること、当時、阪神高速道路公団として官民両方の立場での仕事ができることで、入社を希望。また、結婚出産してからも仕事を続けたいと思っていたので、大きな転勤がほとんどないことも志望動機の1つ。
将来像、これから取り組みたいこと
たくさんの方に支えられながら、ここまで仕事を楽しんでこれたことに感謝を忘れずに、多様な部門の経験を活かしつつ、当社ならではのチャレンジ精神や技術屋としての目線で、いろいろな業務に取り組んでいきたい。また、「土木」の世界の素晴らしさを伝える活動にも関わっていきたい。