INTERVIEW 02

“時代をリードする、
一歩進んだ
道路サービスを”

ささえる / コーポレート部門

T.Nagano

総務人事部 
総務・法務課

2015年入社

商学部卒

入社を決めた理由

入社を決めた理由

誰かのために全力を尽くし、
クルマ社会を支える。
かねてからの志と直感で決めたこの道。

大切にしている信念

大切にしている信念

苦労と努力はやがて自信と
結果に繋がる

現在の仕事内容を教えてください。

株主総会や取締役会の運営、
社内規程や契約書の審査、知的財産の管理を担当しています

総務人事部総務・法務課には、会社の代表窓口としての全社的な取りまとめや経営層が出席する会議の運営、社内規程や契約書といった文書の審査、知的財産の管理、本社社屋の運用管理、コンプライアンスや訴訟対応、法律相談など、数多くの業務があります。その中で、私は、株主総会・取締役会の事前調整及び運営、社内規程の制定・改正時の内容審査、契約書などの締結前審査、会社が保有する特許権などの知的財産権の管理・運用方法の立案、新規出願に関する発明者や弁理士との調整などを担当しています。

これまでで印象に残っていることは?

取りたい権利範囲をどこまで取りに行けるか、中身を重視して特許出願の調整を行ったことです

社員が発明した新しい技術の特許出願から特許権取得までの一連の手続きに携わった業務が印象に残っています。特許出願では、より広い範囲での権利取得を目指す一方で、手続きを進めていくと既に世の中にある技術との関係で現実的に取得見込みのある範囲が徐々に見えてきます。その中で発明内容を理解したうえで、会社として権利を取得すべき範囲はどの部分であるのか、そのためにはどの観点を核として特許庁へ応対していくべきなのか、社内外の関係者との調整に技術面と特許制度面の両方において相応の知識と発信力が問われます。社内外の調整が完了し、最終的に目標とした権利範囲の特許権取得に至ったことは成功体験として自信に繋がった仕事の一つです。入社当初、私は法律をはじめ専門的な文書や複雑な構造物の図面に対して苦手意識がありました。しかし、そのままではどの分野でも活躍できる社員を目指せないと感じ、現在のポストを志望したため、苦手意識を主務とする現在の業務はどれも印象に残る仕事と言えます。また、私は商学部の出身ですが、発明者との打合せを重ねる中で技術的な専門知識や用語を学ぶことができ、これは今後当社で働いていくうえで非常に貴重な経験だと感じています。

この仕事の魅力は何だと思いますか?

会社を俯瞰しながら知識を深め、
自己成長に繋げられることです

株主総会や取締役会の運営事務局として、当社の重要な意思決定を行うための判断材料を関係部署から収集したうえで、内容の調整を行い、それを経営層へ提供する立場にあることから、視野を広げて会社を俯瞰すること、そして各事業の内容から進捗状況、審議の根幹となる部分を深く理解することが求められます。また、契約書などの締結前審査や知的財産権に関する業務では、専門的な内容の文章からその主旨や意図を読み解き、さらにそれらを咀嚼したうえで担当部署へ提案を行うことや会議で自ら発信する機会が多くあります。幅広い知識を必要とする難しさはありますが、一つひとつ着実に遂行することに非常にやりがいを感じます。同時に、上司が同じテーマをどのような視点で捉え、どのような発言・提案を行っているのかを注視しています。これらの経験の積み重ねが見聞を広げる絶好の機会となり、自己成長に繋がっていると感じています。

これまでのキャリアは今の仕事にどう繋がっていますか?

会社の事業全体の理解が深まり、各部署の繋がりが見えてきました

私はジョブローテーションを通じて、「まもる」「かんがえる」「ひろげる」「ささえる」の4つの部門で複数の部署を経験してきました。具体的には、神戸管理部交通課では交通事故対策や交通流の管理に携わり、大阪管理部道路管理課ではパーキングエリアや高速道路の高架下の管理、また沿道にお住まいの皆さまの窓口を担当しました。これらの経験は、高速道路の現場の最前線での業務で重要なステップだったと感じています。また、経理部財務課での決算業務と財務諸表の作成、事業開発部での高速道路事業以外の新規事業へのチャレンジと既存の関連事業の損益管理など、どれも毛色の異なる業務領域を担いました。異なる分野の業務を経験することで、会社全体の事業に対する理解を深め、また各部署の繋がりが自ずと見えてきたと感じています。過去に得た知識や経験が異動先の部署で活かせることも多くあり、ジョブローテーションの良さを実感しています。

職場の雰囲気はいかがですか?

関西らしい人間味あふれる会社です

社員数がそれほど多くないことやジョブローテーション制度があることから、部署を越えて社員同士のコミュニケーションが多いのが特徴です。就職活動時代に抱いた「風通しの良さそうな会社」というイメージは、今も変わっていません。どの部署に所属していても年齢や役職を問わず多くの社員とやり取りをする機会があり、年数が経つにつれて一緒に仕事をしたことがある社員がどんどん増え、スムーズに業務が進むような体制となることは強みだと感じています。特に、個人で抱えることなくチーム・組織で仕事を進めていくことが大半であるため、若手でも積極的に意見を出しやすい雰囲気が根付いています。キャリアを重ねるごとに多くの分野を経験していけることから、自分が上司より詳しい分野があったり、逆に部下の方が詳しい分野があったりと、お互いに意見交換しやすい空気感が自然とできています。

大切にしている「当たり前」な習慣やルールはありますか?

常に聞き耳を立てながら垣根を越えて貢献でき
る場面を意識しています

日頃から「相手の期待を上回ること」を大切にしています。具体的には、仕事の依頼に対してオーダー通りに対応するだけでなく、少しでもいいので何かプラスアルファの工夫をして、付加価値を提供することを自分のルールとしています。また、周囲で議論が行われていることに対して、自分の知識や経験を活かせる場合もあるため、担当業務に限定せず、常に聞き耳を立てながら貢献できる場面はないか、と意識しています。

阪神高速でこれからどのような「当たり前」を描いていきたいですか?

お客さまの「当たり前」を守りながら、時代をリードしていきたい

「当たり前」という言葉には、お客さまと社員の視点では捉え方に違いがあると考えています。お客さまにとっては、関西の街に阪神高速という高速道路があり、いつでも安全・安心・快適に通行できることが「当たり前」だと思います。当社としても、その「当たり前」を守り続けることが使命だと考えていますが、その一方で、社員にとっては、阪神高速を利用していただけるお客さまがいることは決して「当たり前」ではない、という視点を常に持って日々の業務に取り組む必要があると思います。近い将来、技術の発展により道路インフラの高度化が求められる時代がやってくると思いますが、その時に、その時代に応じたお客さまの「当たり前」を守るという使命は果たしつつも、時代をリードする一歩進んだ道路サービスを提供することで、どんな時代でも必要とされる阪神高速であり続けられるよう、使命感と危機感の両方を持ち続けていくことが大切だと思っています。

T.Nagano

T.Nagano

総務人事部 
総務・法務課

入社後の経歴

※部署名は当時のものです。

かんがえる

かんがえる

神戸管理部 交通課(2015)

ささえる

ささえる

経理部 財務課(2017)

ひろげる

ひろげる

事業開発部(2019)

まもる

まもる

大阪管理部 道路管理課(2021)

ささえる

ささえる

現在

総務人事部 総務・法務課(2023)

ある日の1日

スライドワーク

9:30

9:30

出社(子どもの送迎のためスライド勤務を活用)

10:00

10:00

取締役会に向けた各部署からの提出資料の確認及び内容の調整

11:30

11:30

知的財産権に関する社内会議に向けた打合せ

12:00

12:00

同じ課の先輩と昼食

13:00

13:00

契約書の締結前審査及び課内で審査内容の内容確認

14:30

14:30

関係部署の担当者へ契約書審査結果の説明

15:00

15:00

新規特許発明に関する発明者との打合せ

16:30

16:30

新規特許出願に向け弁理士に今後の方針を相談

18:00

18:00

翌日のスケジュールを立て退社

その他インタビュー

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担当者一同、
皆様のエントリーをお待ちしています

募集要項

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