令和6年度土木学会選奨土木遺産に「港大橋」が選定されました
土木学会選奨土木遺産の認定は、土木遺産の顕彰を通じて、歴史的土木構造物の保存に資することを目的として平成12年度に創設され、土木学会選奨土木遺産選考委員会において毎年実施されています。
今般、1974年(昭和49年)に完成した「港大橋」が、選奨土木遺産の認定を受けましたのでお知らせします。
港大橋は大阪港のランドマークとして、完成後から50年にわたり関西の暮らしや経済を支えてきました。また、建設から地震に対する取り組みまで関係してきた技術者の努力と成果が結集し、後の関連する橋梁技術への発展に寄与した橋梁でもあります。
受賞理由
港大橋は、規模、材料、工法ともに我が国のトラス橋の到達点を示した、中央径間長としては日本最長、世界第3位のゲルバートラス橋です。