阪神高速の取り組み国際コンサルティング事業(カンボジア) 

案件名:道路分野における環境社会配慮に関する実施能力向上プロジェクト
発注者:国際協力機構(JICA)

背景

National Road #1.<br>A store has extended over the electricity line and encroaches into ROW.
国道1号線
商店が電線を超えて増築され、道路区域に侵入している

・不適切な公用地管理のため、住民移転補償が行われた後も、公用地へ非正規住民が再度住居、不法に土地が使用されており、非正規住民へ都度対応及び補償が求められている状況。
・事業の主体となる実施機関(MPWT等)に過去の環境社会配慮にかかる情報が整理、共有されておらず、各機関で統一的な環境社会配慮がとられていない。

プロジェクト目標

「道路環境指針」(REG)及び「道路用地(ROW)管理システム」(RMS)の策定により公共事業運輸省(MPWT)職員の道路用地における環境社会配慮能力が向上すること。

阪神高速によるプロジェクトへの貢献

Hanshin's expert in Phnom Penh.
セミナーでのプレゼン

当社社員をJICA専門家としてプノンペンにあるMPWT本部へ派遣。現地で状況を分析した結果を持ち帰り、有意義な研修プログラムを検討・立案。MPWTより20名以上もの職員を受入れ、公用地管理の重要性の理解促進に努めた。

日本での研修

公用地管理の研修資料(一部)
Training framework of the ROW Management.
GIS System
GIS システム

研修プログラムにおいてはMPWTの課題解決に資するため、公用地管理における2つの要点に焦点を絞った。一つ目は法的管理、二つ目はアセットマネジメントである。一方的ではなく、対話形式の研修プログラムとし、GISシステム、書庫、道路区域の現地調査など実務経験に基づいた内容とした上で、研修生たち自身で解決策を導ける場を提供した。MPWTからの研修生はみな実践的な解決策に向けて熱心に取り組んでいた姿が見られた。

Briefing of the map archiving and boundary management on the maps.
書庫および道路区域管理の概要説明
Site survey on the ROW boundaries
道路区域の現地調査
お問い合わせ先
阪神高速道路(株)技術部国際室  international@hanshin-exp.co.jp