阪神高速の維持管理 Maintenance

~100年先も安全・安心・快適に。24時間365日、見えないところで当たり前を支える~ ~100年先も安全・安心・快適に。24時間365日、見えないところで当たり前を支える~

阪神高速では、安全・安心・快適に高速道路をご利用いただくために、24時間365日、構造物の維持管理や交通管理を行っています。
加えて、作業効率化や新技術活用などを通じて、維持管理コストの縮減を図り、持続可能な道路サービスの提供に取り組んでいます。

構造物の維持管理

阪神高速では、高速道路全線にわたる様々な構造物を対象として、点検・診断・補修・記録のメンテナンスサイクルに基づく構造物の維持管理を実施しています。また、清掃などの道路維持作業も行っています。

数字で見る阪神高速における構造物の維持管理 数字で見る阪神高速における構造物の維持管理

管理車線総延長:約1,200km 大阪~青森に相当 管理車線総延長:約1,200km 大阪~青森に相当 管理舗装面積:約550万㎡ 甲子園球場約140個分 管理舗装面積:約550万㎡ 甲子園球場約140個分 路上点検総延長:約3.5万km/年 地球1周分を約1.2年で点検 路上点検総延長:約3.5万km/年 地球1周分を約1.2年で点検 損傷補修数:約1.2万件/年 ※R7年度実績 毎日約33件対応 損傷補修数:約1.2万件/年 ※R7年度実績 毎日約33件対応

メンテナンスサイクル

データベースに情報を一元管理し、計画的かつ効率的に維持管理に取り組んでいます。

点検、診断、補修をデータベースでつなぐ維持管理のサイクル
  1. 1 点検

    定期的に実施し、構造物の状態を確認

  2. 2 診断

    点検結果に基づき、構造物の健全度を判定

  3. 3 補修

    診断結果や構造物特性に応じて補修を実施

点検

阪神高速では、道路構造物の損傷状況の点検および健全性の判定を日々実施しています。点検車による日常点検や橋梁点検台車などを用いた近接目視による定期点検を行っています。

点検種別 点検目的・内容
初期点検 供用開始前の初期状態を把握するための点検
日常点検 お客さまの安全を確保するための日常的な点検
定期点検 劣化や損傷状況を把握するための定期的な点検
臨時点検 災害や事故発生後の異常を確認するための点検
  • 路上点検車による日常点検
    日常点検
    (路上点検)
  • 橋梁点検台車による定期点検
    橋梁点検台車に
    よる定期点検
  • 高所作業車を使用したトンネル点検
    トンネルの
    定期点検
  • 台船足場を使用した点検
    台船足場による
    定期点検

維持補修

阪神高速では、点検・診断結果に基づき、道路構造物の補修・補強を計画的に実施しています。また、安全で円滑な交通を確保するため、路面・設備の清掃や構造物の緊急補修を日常的に行っています。

  • 舗装のポットホール補修
    舗装のポット
    ホール補修
  • ジョイントの補修
    ジョイントの補修
  • 路面清掃
    路面清掃
  • 雑木の伐採
    雑木の伐採

交通管理

阪神高速では、巡回・管制・取締を通じて、事故・故障車・落下物への早期対応やお客さまへの交通情報の提供、法令違反車両への指導を日々実施しています。

数字で見る阪神高速における交通管理 数字で見る阪神高速における交通管理

巡回総走行距離:約310万km/年 地球から月まで約4往復分に相当 巡回総走行距離:約310万km/年 地球から月まで約4往復分に相当 事案処理数:約2.6万件/年 ※R7年度実績 約20分に1件対応 事案処理数:約2.6万件/年 ※R7年度実績 約20分に1件対応
  • 落下物対応
    落下物対応
  • 交通事故対応
    交通事故対応
  • 交通管制
    交通管制
  • 車両制限令違反取締
    車両制限令違反取締

維持管理コストの縮減

労務費や資材価格の上昇および構造物の老朽化が進む厳しい事業環境の中でも、作業効率化や新技術活用などにより、安全を確保しながら維持管理コストの縮減に取り組んでいます。

厳しい事業環境

  • 労務費の上昇

    働き手不足などに伴い上昇

  • 資材価格の上昇

    鋼材、コンクリートなどの高騰

  • 老朽化の進行

    構造物などの補修・
    更新需要の増加

阪神高速の取り組み

業務効率化の推進
  • 工事の集約化・同時施工

    交通規制回数を削減

  • 点検手法の見直し

    新技術の活用による効率的な点検

DXの推進
  • データベースの活用

    点検・補修データを一元管理し、最適な計画を立案

  • 3D・AI技術の活用

    損傷の自動検出・劣化予測による判断の高度化

コスト縮減事例紹介

路上点検車
「ドクターパト2.0」の導入
過去
点検員による目視点検
点検員による目視点検
現在
走行車両からの点検
走行車両からの点検
効果
  • 交通規制や点検員を削減
  • 車線規制による交通影響を解消
  • AI診断の活用に伴う作業効率化
システムを用いた
規制工事の集約化
過去
各工事毎に規制を計画
各工事毎に規制を計画
現在
近傍の工事をまとめて規制
近傍の工事をまとめて規制
効果
  • 規制回数の減少
  • 規制による交通影響を縮減
道路照明のLED化
過去
ナトリウム灯
ナトリウム灯
現在
LED
LED
効果
  • 使用電力量の減少
  • 長寿命化による更新頻度の減少
  • CO2排出量の削減
道路標識の高輝度化
過去
外照式標識
外照式標識
現在
超高輝度反射材を適用した標識
超高輝度反射材を適用した標識
効果
  • 使用電力量の減少
  • 照明灯具の保守点検の削減
  • 夜間の視認性が向上