よくあるご質問

Q1.リニューアル工事とは何ですか?
A1.

阪神高速は、全体の約6割が開通から30年以上経過しています。また、交通量は1日75万台におよび、大型車両の混入比率も高く、構造物の老朽化や劣化対策は急務であります。そうした中で高速道路の健全性を永続的に確保し、高速道路ネットワークの機能を将来にわたり維持していくために抜本的な対策が必要です。その大きな柱として「高速道路リニューアルプロジェクト」に取り組んでおり、その一環の工事を「リニューアル工事」と呼んでいます。

Q2.今までのフレッシュアップ工事との違いは何ですか?
A2.

これまでの通行止め工事では、舗装や伸縮継手など、日常的に消耗していく箇所に対する維持補修が主な工種となっていたことから、フレッシュアップ工事と呼んでいました。
しかし近年は、SFRC舗装による鋼床版の補強など、抜本的な対策も併せて実施しており、リニューアル事業に該当する工種の占める割合も高くなっていることから、「リニューアル工事」と称して実施するようになっています。

Q3.この路線を選んだのはなぜですか?
A3.

4号湾岸線は、大阪の湾岸エリアを南北に結ぶ路線で、広域道路ネットワーク上の重要な役割を担う路線です。特に大型車のご利用が多いため、橋の道路床面である鋼床版に疲労亀裂などの損傷が多く発生しています。
このうち、南港北~大浜区間は開通後約37年が経過していて、4号湾岸線の中でも特に対策優先度の高い区間となっていることから今回選定しました。
また、今回は三宝ジャンクション付近も通行止めにすることで、大和川線の全線開通に向けた三宝ジャンクションの安全対策等も併せて実施します。

Q4.規制工事と通行止め工事があるのはなぜですか?
A4.

お客さまへのご迷惑を最小限とするため、終日通行止め工事が必要となる箇所以外は、交通影響が比較的小さい車線規制を実施するためです。詳しくは下記のURLを参照してください。

https://www.hanshin-exp.co.jp/renewal/wangan2019/about/
Q5.この時期に工事を実施するのはなぜですか?
A5.

リニューアル工事の時期は、

  1. 阪神高速道路の交通量が比較的少ないこと
  2. 品質管理上適当な気温であること
  3. 降雨が比較的少ないこと

等を考慮し、この時期が望ましいと判断いたしました。また、他社の集中工事や周辺地域の各関係者と具体的な日程を調整した上で決定しております。

Q6.今回の工事に関してどのような広報を行っていますか?
A6.

市民生活、経済活動への影響を最小限にするため、工事期間中は車の利用を極力控えていただき、電車・バス等の公共交通機関の利用をお願いするとともに、以下の対策を講じています。

  1. お客様への広報
    新聞、ラジオ、テレビ、ポスター、リーフレット、ポケットティッシュ、横断幕、インターネットホームページ(https://www.hanshin-exp.co.jp/renewal/wangan2019/)、インターネット広告等による広報を実施。
  2. 関係機関への協力依頼
    公共団体等、沿道の皆さま、各協会、運輸関係業界団体への協力依頼。
  3. 道路交通への対策
    ラジオ等の情報提供、阪神高速道路の交通制御。
  4. 案内専用ダイヤルの設置
    通行止区間、工事期間中の道路交通情報などの問い合わせに対応する専用窓口を設置。
Q7.リニューアル工事期間中のう回や乗継はどうなりますか?
A7.

終日通行止め期間(11/20~30)中は通常の乗り継ぎルート(大浜⇔堺)に加えて、特定の出入口にう回交通が集中しないよう、複数の乗り継ぎルートを設定します。詳しくは下記のURLを参照してください。

https://www.hanshin-exp.co.jp/renewal/wangan2019/close/detour.html

なお、工事期間中は各々渋滞等の発生も予想されるため、お出かけの際は当該区間の交通状況等を事前にご確認いただくようお願いします。併せて、工事期間中は周辺道路の混雑が予想されますので、お車のご利用はできるだけお控えいただき、極力、電車やバス等の公共交通機関のご利用をお願いします。