2022年11月10日
阪神高速道路株式会社
近年、ポリ袋やペットボトルなどのポイ捨てなどにより、回収されずに河川などを通じて海に流れ込む「海洋プラスチックごみ」をはじめとした海洋ごみによる地球規模での環境汚染が課題となっており、この課題は国際目標であるSDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」にも明示されています。こうした課題の解決に向けては、個人・企業・団体・行政などのあらゆる主体が、それぞれの立場でできる取組みを行っていくことが重要となっており、当社においても、2020年度から営業区域に近接する大阪湾の海洋汚染を防ぐ取組みの一環として、阪神高速道路沿線周辺にて砂浜清掃ボランティア活動を行っています。
今回は、11月5日(土)に、3号神戸線沿線地域の須磨海浜公園で、NPO法人神戸海さくら様が定期的に実施している、ビーチクリーン活動に参加しました。
須磨海岸のほぼ中央に位置する「中央広場」から西側と東側に2班に分かれて1.8km全域をゴミ拾いすることとなっており、当社及びグループ会社の阪神高速サービス(株)から参加した22名とその家族は、東側(中央広場~須磨海浜公園前~須磨海浜水族園~ヨットハーバー手前まで)を2時間ほどかけてクリーンアップしました。
集合場所で主催者から回収するものと回収する必要のないもの、分別方法などをレクチャーいただき、コーヒー豆を輸入する時に使われている麻袋をリメークした繰り返し使える"エコな"ごみ回収袋とトングをお借りして海岸へ出ました。日頃の継続的な活動の成果か、一見目立ったごみはないように見えましたが、足元からは細かく粉砕された「海洋プラスチックごみ」が、無限に現れてくることに驚かされました。参加者の環境問題に関する意識や知識も深まり、須磨海岸の環境美化にも貢献することができたと思います。
当社では、今後もステークホルダーの皆さまとコミュニケーションやパートナーシップを図りながら、社会課題の解決やSDGsの達成に向けて貢献していきます。
※NPO法人神戸海さくら様の活動については、下記URL(ホームページ)をご覧ください。
https://k-umisakura.com/