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【延期】コミュニケーション型共同研究を公募します

2020年4月1日
2020年4月22日更新

下記ご案内しておりましたコミュニケーション型共同研究公募相談会は、新型コロナウイルスの影響により延期になりました。延期後のスケジュールについては、状況を見て決定し、ホームページに掲載させていただきます。すでにご応募頂いた企業さまに置かれましては、別途事務局よりご連絡させていただきます。ご検討を頂いていた企業さまにはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

本件に関するお問い合わせ
コミュニケーション型共同研究事務局
阪神高速技術センター kaihatu@tech-center.or.jp

 コミュニケーション型共同研究は、御社の技術・シーズが阪神高速グループの課題・ニーズに対応するか、あるいは保有技術との融合により新たな価値が生み出せないかコミュニケーションにより確認し、有意義な成果が期待される場合に契約させていただく共同研究です。今回で12回目の開催となり、これまでに約154件のご応募をいただき、すでに共同研究がスタートしている案件もあります(契約済43件、契約手続き中12件)。

 阪神高速ビジョン2030の達成をナビゲーションし課題解決に資するとともに、阪神高速道路の新たな価値を創造する新しい技術を求めています。現在、国土交通省との合併事業として、大深度トンネルを含めた都市内トンネルなどで構成される一般国道1号(淀川左岸線延伸部)、および、長大橋梁を含めた都市内高架橋などが主体の一般国道2号(大阪湾岸道路西伸部(六甲アイランド北~駒栄))の新路線に平成29年度より着手しています。また、老朽化が進む阪神高速道路の安全・安心を確保する点検、維持管理、改築、修繕の取組みに加えて、リニューアルプロジェクトとして大規模更新、大規模修繕が本格化しています。さらに、高い確率で予想される南海・東南海地震などの自然災害に対する対応や、自動走行システムを含むITS技術やAIなどの急速な進歩など、阪神高速道路を取りまく環境に大きな変化が生じています。また、阪神高速道路では、橋やトンネルといった道路構造物や管理施設、車両交通、エネルギー、環境といった現実世界にある様々なデータをロボットやセンサー技術で収集・蓄積し、サイバー空間でAIや大規模データ処理技術を駆使して分析・知識化を行い、そこで創出した情報・価値をもとに、人が最適な意思決定を行っていく未来のインフラマネジメントシステムの実現に向けた研究を進めています。具体的には動画をご覧ください。

 これらの一端を担えるような新たな技術開発、および、既存技術の高度化により阪神高速道路の建設や管理のニーズに対応した有意義な成果が期待できる技術の開発に資する、構造技術分野、電気通信技術分野、交通技術分野あるいは分野を融合するシーズのご応募を心よりお待ちしております。なお、今回については、試行的に試験施工のみの新技術提案の募集も同時に受け付けいたします。ご応募をお待ちしております。
 参考に、弊社が特に希望している技術を表す「求める技術」リストを公開いたします。応募の際のご参考にお願いいたします。

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共同研究では、ニーズへの適用性検討やニーズに応じたシーズのさらなる研究開発、実用化に向けた具現化(実装、試作)に取り組みます。共同研究において新しいアイデアが生まれた場合は、特許の取得も考えています。実際に、コミュニケーション型共同研究にて契約をさせて頂き、共同研究の中で実施した内容について、ご紹介している記事を掲載しております。下のリンクをご覧ください。

コミュニケーション型共同研究で生まれた技術を紹介します!
※阪神高速グループのニーズについては、下記に参考資料を掲載していますので、ご確認願います。

 

公募相談会の概要

  • 日時:6月2日(火)9:30~17:00
       6月3日(水)9:30~17:00
  • 会場:グランフロント大阪 ナレッジシアター リハーサル室(大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪北館5階)
  • 参加費:無料
  • 応募数:10~12社(多数ご応募の場合は選定させていただきます。採否は、5/11(月)ごろご連絡いたします。)
  • ブース:幅1.8m×奥行1.2m×高2.3m*1
       *1) 壁の高さは1.8mです。
  • 同フロアで阪神高速グループ共催「技術研究発表会」も開催しております。公募相談会に出展いただいた企業は無償で招待しますので、是非ご参加ください。

(新型コロナウイルスの影響で、本公募相談会においても中止または延期になる可能性があります。ご了承の上、お申し込みをお願いいたします。)

公募相談会の申し込み

  • žメール本文に下記を記載し、事務局の阪神高速道路技術センター(kaihatu@tech-center.or.jp)へお申し込みください。
    ① 貴社名(複数社でシーズを開発されている場合は連名)
    ② 連絡先(ご担当者名、メールアドレス、電話番号)
    ③ 応募シーズの概要(複数可)
  • ž〆切 4月28日(火)12時
  • žこのページの最後によくあるご質問(FAQ)を掲載しておりますのでご参照の上、ご不明点等はメールでお問い合わせください。

コミュニケーション型共同研究について

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阪神高速のニーズ(参考)

阪神高速道路(株)の研究・技術開発戦略(参考)

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コミュニケーション型共同研究の公募に関するFAQ

公募相談会後の手続きはどうなりますか?
手続きの流れは応募要領をご参照ください。公募相談会で共同研究の可能性が見いだされた場合、担当する部署とのコミュニケーションによって共同研究を企画して頂き、社内説明会、専門部会等で学識経験者などの専門家の審査の上、技術の妥当性や共同研究する合理性が評価された場合、契約させて頂きます。
阪神高速の具体的なニーズはありますか?
コミュニケーション型共同研究では阪神高速の具体的なニーズは提示せず、御社がお持ちのシーズをご応募して頂いた後のコミュニケーションで阪神高速のニーズとのマッチングをはかる方式です。阪神高速のビジョンなどニーズの参考となる資料は上記のリンクからご参照ください。
共同研究にかかる費用の負担はどうなりますか?
基本的には御社と御社と弊社の折半です。共同研究によって創出される特許等の知財の比率と比例した費用負担となります。ただし、知財等を得ない部分に関する費用負担については応相談です。契約書締結前に協議させて頂きます。
複数社で開発しているシーズは連名で応募しないといけないのですか?
公募相談会への応募者が、コミュニケーション後に共同研究契約となった場合の契約者となります。公募相談会申し込み後に、契約者の追加は出来ませんので、契約を想定したメンバーで申し込みをお願いします。
共同研究の契約相手は阪神高速道路(株)ですか?
阪神高速グループでコミュニケーションさせて頂きます。阪神高速道路㈱、点検・補修等を担当する阪神高速技術㈱、コンサルタント業務等を担当する阪神高速技研㈱などを含め、シーズの内容によって対応いたします。
公募相談会でやりとりする情報に守秘義務は生じますか?
公募相談会後、共同研究に向けたコミュニケーションを進めさせていただく際に守秘義務契約をお願いする予定です。
共同研究への提案内容が試験施工のみとなる場合でも公募相談会への応募は可能でしょうか?
コミュニケーション型共同研究では、シーズとニーズの融合により新たな価値を創り出しながら、研究開発することを目指していますが、今回、試行的な取り組みとして研究開発済の既存技術や、試験施工のみの応募もお受けいたします。多数応募の場合は、選定させていただきますのでご了承ください。

FAQ以外のご質問はメールでお問い合わせください。いただいたご質問と回答は、随時上記FAQに追加していきます。

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