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調査・設計段階
2021年4月現在
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既存橋梁(大阪府道)の一部を阪神高速道路として再整備しましたが、かさ上げしたコンクリートや大型車交通量の増大により、床版や桁へ損傷が多発しています。
大阪万博開催に向けた
新たな交通需要への対応
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建設当時の状況
建設当時、1970年(昭和45年)の大阪万博開催に向けて、都市や道路の整備が急ピッチで進めており、高速道路の整備も同じく急務でした。そこで、当初一般道路(大阪府道)として整備されていた道路の一部を利用し、阪神高速道路を建設しました。ただし、大阪府道と阪神高速道路には縦断線形に高低差があるため、設計時には考慮されていなかったコンクリートにより最大50㎝の高さ調整をしています。
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損傷原因と損傷状況
当初設計時には考慮されていなかった路面の高さ調整のためのかさ上げコンクリートや大型車交通量の増大が床版や橋桁の負担となり、コンクリートにひび割れが発生し、そこからの浸水により内部の鉄筋が腐食しています。
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