厳しい条件をクリアすべく
小型化を目指した構造物
建設当時の状況
河川をまたぐため橋脚間の距離が長くなるという厳しい条件に加え、道路に挟まれた狭い立地で橋脚を立てるために、通常よりコンパクトな基礎、扁平で軽量な上部工にする必要がありました。
損傷原因と損傷状況
橋梁の軽量化を目的として扁平な断面構造を採用したため上部工が変形しやすい構造になっている事や、増大する大型車交通による繰り返しの負荷に加え、兵庫県南部地震の影響などの複合要因により、鋼床版や鋼桁の各所に疲労き裂が発生しています。