vol.10 2016夏号「乗り放題パスで気ままにドライブ旅」
淡嶋神社と真鯛の海、
加太に到着!
和歌山に近づくと紀州街道は大きく2つのルートに分かれます。
今回は孝子峠をゆく道筋からさらに海沿いへと進み、
加太をめざします。
婦人病の回復や安産に霊験あらたかな神社
淡嶋神社の起こりは、その昔、神功皇后が海上で嵐に見舞われ、加太の沖に浮かぶ友ヶ島へと導かれ、難を逃れたことから始まります。友ヶ島には少彦名命と大己貴命が祭られていて、神功皇后はお礼に宝物をお供えしました。そして、神功皇后の孫にあたる仁徳天皇が友ヶ島から加太へと遷宮されました。
淡嶋神社の御祭神のひとつが薬の神さまであることから、とくに女性の病気回復や安産・子授けなどに霊験あらたかといわれています。
また、男びな・女びなの始まりは淡嶋神社の御祭神の少彦名命と神功皇后の男女一対のご神像とされ、雛祭りが3月3日となったのも遷宮の日にちなむと伝えられます。さらに雛祭りの語源も少彦名命祭り(すくなひこなまつり)が変化したものとされ、3月3日の雛流しの行事には全国から参拝者が訪れます。
境内は供養を待つ人形でいっぱいです。
人形供養の神社としても知られ、境内には数多くの人形が安置されています。
人形ご供養をご希望される方はお問合せを。(人形の郵送は不可)
名物 鯛しゃぶ鍋が食べられる老舗の名店
加太は天然真鯛の一本釣りで有名な漁港です。また、年間に約80種類の魚介類が水揚げされる地魚の宝庫。いなさでは、鮮度は折り紙付きの四季折々の活魚料理が食べられます。
新鮮な真鯛を出汁にくぐらせていただく名物鯛しゃぶ鍋は絶品。鯛しゃぶ鍋 1人前 6,480円
関空開港10周年記念オリジナル空弁に採用された蛸いなりも人気の一品。温泉蛸いなり寿司 860円
絶景露天風呂が自慢の料理温泉旅館
大昔より加太の港は、島づたいに友ヶ島、淡路島、四国を結ぶ南海道の要衝で風待ち・潮待ちの港としてお遍路さんをはじめ、多くの人で賑わいました。大阪屋ひいなの湯は、江戸時代から200年以上の歴史を誇る老舗旅館です。加太淡嶋温泉の源泉を引き、屋上には夕陽の見える絶景露天風呂をはじめ、露天船風呂、大浴場もあって、家族みんなで日帰り入浴が楽しめます。
加太の海に沈む夕陽を眺めながら温泉が楽しめる絶景露天風呂。おいしい会席料理が味わえる『お昼の日帰りプラン』『夜の日帰りプラン』をはじめ、のんびりとくつろげる『宿泊プラン』も充実しています。
〒640-0103 和歌山市加太
073-459-0043 ○参拝時間/9:00~17:00※お祓いは要予約
人形ご供養について
○受付時間/9:00~16:00 ○受付できない日/仏滅、12月20日~1月3日、2月20日~3月3日 ○郵送での受付不可 ○納める時、お気持ちを添えてください。 ○焼却委託料が別途必要(ぬいぐるみ等は、みかん箱1箱につき500円)
884 683 399*88
〒640-0103 和歌山市加太海岸通り196番地 073-459-0118 ○営業時間/11:00~21:00(オーダーストップ 20:00) 火曜(祝祭日は営業)
106 734 736*55
マップコードでカンタンに目的地を設定!「マップコード」とは日本全国の場所を特定した番号のことで、カーナビの「目的地設定」で利用できます。(マップコード対応機種)
おみやげを買って、貝塚ICからりんくうJCTへ。そこから先は一般道を走り、一足のばして加太へ。日帰りとは思えない景色を眺め、名物の鯛料理も味わえました。そして、日帰り入浴で心身をリフレッシュして帰路につきました。途中、立ち寄った泉大津PAの展望室からは今日のドライブコースのきれいな夜景が見られて印象的でした。