特集1 川・海・山の夏あそび　川べりをぶらり旅｜vol.18　2018　なつ号｜阪神高速道路株式会社　ドライバーズサイト

vol.18　2018　なつ号

特集1

川・海・山の夏あそび

商業の街・大阪の発展を支えた水運。
大阪は別名「水の都」と呼ばれており、豊かな水をたたえた河川の街でもあります。
地上で過ごす楽しさとはひと味ちがう、水辺ならではの楽しみ方をご紹介します。

まるでクルーズ気分!? 中之島を水上さんぽ

大阪市内にある「中之島」は、北を堂島川、南を土佐堀川に挟まれた中州。阪神高速で大阪に来たら、車を停めて、水上さんぽ「SUP（サップ）」を体験してみませんか？
SUPとは「スタンドアップパドル」の略で、ボードに乗ってパドルを漕ぐというウォータースポーツ。地上とは違う視点で景色が次から次へと広がり、クルーズ気分を味わえます。

未経験やお子さんでもOK!まずは練習でイメトレ

10分のお気軽コースから、じっくり時間をかけて中之島をめぐるコースなど、楽しみ方もいろいろ。スタッフさんが、あなたにぴったりのコースを紹介してくれます。
コースが決まったら、次は漕ぐ練習。スタッフさんが乗り方や漕ぎ方を丁寧にレクチャーしてくれるので、スポーツが苦手という方でも大丈夫です。
みんなで息を合わせて漕ぐのがポイント！

乗る前に漕ぎ方の練習。コツをつかめば、漕ぐのはカンタン!

コースによって見える景色もいろいろ。
スタッフさんと一緒に決めましょう。

乗り場から一歩踏み出すと、そこは非日常の世界!ゆらゆら、スイスイ、新感覚の乗り心地!

こんな大阪、見たことない! 水上から見た世界

川は風の通り道になっていて、地上より少し気温も低く、広い青空がとっても気持ちいい！
のんびり座って漕ぐのもいいけど、立ち漕ぎをしてみると、まるで自分が水上を歩いているかのような、不思議な気分を味わえます。ビルやお店、緑、橋など、どんどん景色も変わっていくから飽きることなく、時間が経つのを忘れてしまうほど。
水上から見る大阪の街は、いつもとは違う景色を見せてくれるので、よく中之島に行くという人もきっと、新しい発見がありますよ。

最初は少し怖かった立ち漕ぎも、慣れてくると大丈夫。スタッフさんが、大阪の歴史や見どころをガイドしてくれるのも、楽しみのひとつ。

漕ぎ進めていると、阪神高速道路を発見！
すぐそばまで近づくこともでき、下から見上げると、そのダイナミックさに圧倒されます。

川にはいくつもの橋が架かっていて、形や大きさもいろいろ。空も抜けていて、とっても気持ちいい!

サップの後は都会のガーデンでひとやすみ

サップを楽しんだら、川に浮かぶ「中之島公園」でひとやすみ。同じ中之島の風景でも、水上と地上ではどんな違いがあるかを見つけてみましょう。花や緑が映える川沿いの遊歩道を少し歩くと見えてくるのが、今年の11月に開館100年を迎える「大阪市中央公会堂」。国の重要文化財にも指定されており、一部エリアは自由に見学することもできます。

中之島公園は、1891年に誕生した大阪市初の公園。
広い芝生広場は、昼寝やさんぽをするのにぴったり。

大阪市中央公会堂の魅力をもっと知りたい人は、公会堂主催のガイドツアー（要予約／有料）がおすすめ。
詳しくは、中央公会堂のホームページをご覧ください。

日本各地でとれた新鮮な魚介類をBBQで。香ばしい焼きたての香りが食欲をそそります。

旬の魚が泳ぐ生け簀。その場でさばいてお刺身にしたり、家に持って帰ることもできます。

ロゴのついた大きなテントが目印。
中の直売所は、まるで市場のような空間。

見て楽しい食べておいしい魚のテーマパーク

中之島公園から、車を走らせること約15分。お昼ごはんは、「中之島漁港」で新鮮な海の幸をお腹いっぱいいただきましょう。
ここでは、北は北海道、南は鹿児島から、各地の漁港でとれた「活きたまま」の魚が集結し、とれたての味を海鮮丼やBBQで楽しむことができます。直売所には、全国から集まった魚介類がずらり。
スーパーには並ばない貝類や海老、生け簀で泳ぐ魚など、見ているだけで楽しい！
都会にいるのに、まるで漁師町に来たような気持ちになりますよ。

魚の切り身や貝、海老、野菜など、好きな食材を選んでBBQもできます。

BBQに海鮮丼とれたて魚介のお味は?

陽気な音楽が流れる青空の下、本格BBQはいかが？
気軽に楽しみたい人は、直売所に並ぶ食材を買って焼いたり、海鮮丼を単品で注文していただくのがおすすめ。プリプリの食感に、ふわっと広がる磯の香りがたまりません。
よくばりさんには、海鮮丼や汁物もついたBBQセット（要予約）もあります。
新鮮なうまみを、じっくり味わってください。

旬の魚が泳ぐ生け簀。その場でさばいてお刺身にしたり、家10種類もの魚介類を豪快に盛った「中之島漁港丼」（2,980円）。2人でちょうどいいサイズ。

ロゴのついた大きなテントが目印。
中の直売所は、まるで市場のような空間。

イベントも盛りだくさん朝市や解体ショー

中之島漁港では、いつでも楽しめるお食事以外にも、お子さんも楽しめるイベントを随時開催しています。
「魚のつかみ取り」では、生きたままの魚をプールに放ち、両手で豪快につかみ取り！「解体ショー」では、マグロを解体するようすを目の前で見ることができます。
イベントの詳細は、中之島漁港のホームページをご覧ください。

鹿児島県の鹿屋市で養殖された「かのやカンパチ」を両手でつかみ取り!

豪快にさばく姿に、大人も子どもも興味津々！
解体後は、丼や刺し身などで味わうこともできます。

ひとときの星空旅行へ出かけよう！

大阪市立科学館

「宇宙とエネルギー」をテーマに、子どもから大人まで楽しめるミュージアム。実験を楽しみながら科学の不思議にふれる展示や、学芸員が目の前で実験をしてくれるサイエンスショー、ゆったりシートでくつろぎながら満天の星を眺めるプラネタリウムなど、見どころいっぱいです。

※科学館は9月3日より展示場を休止し、12月からはプラネタリウムもあわせて全館休館します。2019年4月リニューアルオープン予定です。

7世紀から20世紀のフランス風景画をたどる

国立国際美術館

国内外の現代美術を中心とした美術館。7月21日（土）〜10月14日（日）は、モスクワのプーシキン美術館から、クロード・モネによる作品をはじめ、17世紀から20世紀に描かれた風景画65点が来日する「プーシキン美術館展−旅するフランス風景画」を開催。その他、アートに親しむイベントやワークショップも行っています。