情報誌「どらいぶらり」

vol.18 2018 なつ号

特集2

一泊すればもっと面白い

エーゲ海に来たかのよう!異世界キャンプへ

山や川に囲まれた緑のキャンプもいいけれど、この夏はいつもと違うキャンプに出かけませんか?
ダイナミックな石灰岩が切り立つ異世界キャンプをご紹介します。

青と白が映える、絶景のキャンプ場

海岸線のドライブを楽しんでいると見えてくる「白崎海洋公園」。
真っ白な石灰岩の山を切り開いたなかに、キャンプ場があります。晴れた日には岩肌がより白く輝き、夏空の青と白のコントラストは目をみはる美しさ。まるでエーゲ海に来たかのような気持ちになりますよ。
ここはかつて石灰岩の採石地だったため、今もその跡を見つけることができます。

オートサイトのほか、ログハウスやバンガローも。すぐそばには石灰岩がそびえ、ダイナミックな姿に圧倒されます。

地元づくしのレストランで のんびりランチタイム

昼ごはんは、園内にある漁農レストラン「ゆらら」で。
地元・由良町の海でとれた旬の魚と、町から直送されたフレッシュな野菜を、ビュッフェスタイルでお腹いっぱい楽しめます。
店内をよく見てみると、学校の机や椅子、体育の授業で使うとび箱が使われているのが分かります。実はこれ、使われなくなった地元の学校のものを再利用しているんです。

釜揚げしらす丼をはじめ、海と山でとれた由良の恵み。
日替わりビュッフェ:大人1,500円

内装に使われているとび箱や机は、地元の学校のものを再利用しています。

店内はオーシャンビューで景色も一緒に味わえるから、ごはんのおいしさも倍増!

気分はまるで海外旅行海辺の絶景めぐり

園内のどこを見ても真っ白な絶景づくし。
特に見るべきは、岬の展望台からの景色。天気のいい日には淡路島や四国も見えるほど見通しもよく、広い空と水平線の開放感がたまりません。
日本とは思えない風景がたくさん撮れるので、来るときはカメラをお忘れなく!

見渡すかぎり、白の世界。石灰岩をよく見てみると、葉っぱなどの化石も!?

「シャクシの浜」はベテランダイバーからも人気のあるダイビングポイント(海水浴は禁止)。

人なつっこい白崎海洋公園の看板ヤギ「ラオウ」。
どこにいるか、見つけられるかな? 3

夏でも涼しい! プチスリルな地下探検へ

せっかく車で来たなら、地元ドライブへ出かけませんか?
白崎海洋公園から10分ほど走ったところにある「戸津井鍾乳洞」は、気軽に地下探検が楽しめる石灰洞穴。
それも、2億5千万年以上前のものというから驚きです。温度も15度くらいで、避暑地としてもぴったりですよ。

壁をさわってみると、つるつる、ぬるぬる。
2億5千万年という時間の長さと重みを感じます。

大人も通るのがやっとのせま〜い道もあってドキドキ。
プチスリルを味わえます。

天の川もくっきり! キャンプ場で星空旅行

夕食はキャンプ場でお待ちかねのBBQ。地元のスーパーや、白崎海洋公園内にある道の駅で食材をゲットしましょう。ここには街の灯りも、車の音もなく、あるのは自然だけ。空を仰げば、天の川の瞬きが見えることもあります。
都会の喧騒から離れて夏の星空のもと、ゆったりと静かな時間を味わうのは、何よりの贅沢かもしれません。

望遠鏡やカメラを持ってきて、天体観測もおすすめ。灯りがないので星もよく見えます。

DATA

A白崎海洋公園

〒649-1123 和歌山県日高郡由良町大引960-1 ☎0738-65 -0125 ○営業時間/8:00〜20:00 ○駐車場/あり

302 788 743*56

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A道の駅 白崎海洋公園パークセンター

☎0738-65-3551 ○営業時間/9:00〜18:00(10〜4月は9:00〜17:00)

302 789 750*00

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A漁農レストラン ゆらら

☎0738-65-0125 ○営業時間/11:00〜15:00 ㊡不定休

302 788 743*56

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B戸津井鍾乳洞

〒649-1134 和歌山県日高郡由良町戸津井646 ☎0738-66 -0406 ○開洞時間/9:00〜17:00 ㊡月〜金曜(春・夏・冬休み期間中は開洞)、年末年始 ○駐車場/あり

302 852 096*81

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マップコードでカンタンに目的地を設定!「マップコード」とは日本全国の場所を特定した番号のことで、カーナビの「目的地設定」で利用できます。(マップコード対応機種)

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