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不正通行による未払通行料金等の強制執行(債権差押)の実施について

2023年11月1日
阪神高速道路株式会社

 弊社は、障がい者割引制度を悪用していた不正通行者(障がい者手帳を有する親族の名義で情報登録されたETC車載器及びETCカードを用いて、営業目的で阪神高速道路を通行し、障がい者割引を適用させ、本来支払うべき通行料金を不法に免れていた者)に対し、不法に免れた通行料金及び法令に基づく割増金(通行料金の2倍)等の支払いを求めましたが、支払いに応じなかったため、当該不正通行者及びその親族である有料道路ETC障がい者割引登録者(既に割引停止措置済)の2名に対し、2023年2月に、未払通行料金等に関する損害賠償等請求訴訟を提起し、同年4月の第一審判決において弊社が全面勝訴いたしました。
 この判決の確定を受け、弊社は、強制執行(債権差押)を実施し、不法に免れた通行料金等を回収したところです。
 阪神高速道路は、お客さまの通行料金により運営されています。不法に通行料金を免れていた者に対して、毅然とした態度で臨むことが料金負担の公平性の確保と不正通行の抑止につながるものと考えております。
 今回の事案のように、有料道路事業に対するお客さまの信頼を損なうことのないよう今後も積極的に不正通行対策に取り組んでまいります。

(関連リンク)
阪神高速道路株式会社供用約款
https://www.hanshin-exp.co.jp/drivers/ryoukin/law/law_1.html
不正通行に対する取り組み
https://www.hanshin-exp.co.jp/drivers/ryoukin/rule/huseitorikumi.html
不正通行に係る摘発事例
https://www.hanshin-exp.co.jp/drivers/ryoukin/rule/jirei.html