ASR(アルカリシリカ反応)とは、コンクリートに用いる砂利などに含まれる成分がセメントのアルカリ成分と反応して異常に膨張するもので、コンクリートのひび割れや内部の鉄筋破断につながる場合があります。このASR損傷の進行が著しい箇所の修繕を行います。このASR損傷は1980年代に研究が進み、現在は抑制対策がとられるようになりましたが、それ以前の年代に建てられた対策が行われていない構造物に発生することがあります。
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