100年先も安心して利用できる
高速道路を


喜連瓜破付近 大規模更新工事


交差点上の橋梁を一般道路への影響を最小限に抑えた工法で架替えました。
14号松原線・喜連瓜破付近の橋梁では、橋桁の中央部につなぎ目を有する構造を採用していましたが、経年とともに、そのつなぎ目を中心に垂れ下がりが進行し、路面が大きく沈下していました。
この問題を抜本的に解決し、長期の健全性・耐久性を確保するために、2022年6月から橋梁の架替え工事を実施してまいりました。既設橋桁を低騒音で徐々に撤去する工法を採用するなど、周辺環境や交通への影響を極力抑えることに最大限配慮しながら工事を進めてまいりましたが、地域の皆さまをはじめ、多くの方々のご理解・ご協力をいただいたことで、当初より約4ヵ月早い2024年12月7日に通行を再開しました。
-
-
新設橋桁の送り出し架設の様子
-
新設中央径間鋼桁の一括架設工事の様子
阿波座付近 大規模修繕工事


路面の一体化と橋桁の改良により、走行性の向上や騒音の低減を実現しました。
16号大阪港線・阿波座付近では、慢性的な渋滞解消のために1997年に西行の車線を拡幅しましたが、既設橋桁と拡幅部分の橋桁を分離構造とし、ゴム製伸縮装置(=縦目地)により走行面を連続化する構造を採用しました。しかし既設橋桁と拡幅橋桁の間で車両走行によるたわみ差が生じてしまい、接続部の縦目地での損傷やそれに起因する異常音が発生していました。
この問題を解決し、走行性や安全性を向上させるため、2022年6月から拡幅橋桁を取り換え、橋桁・床版を一体化する工事を実施し、2024月5月26日に工事に伴う高速道路上の車線規制を解除しました。
高速道路リニューアルプロジェクト


関西の発展を支えるインフラ企業として、
これからもリニューアルプロジェクトを推進していきます。
阪神高速は、将来世代に道路資産を引き継いでいくことが何よりも重要だと考えています。
100年先も安全・安心・快適にご利用いただくため、これからもリニューアルプロジェクトを推進していきます。引き続き、工事に対するご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

