阪神高速の人と仕事
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保全(維持管理)
パーキングエリア
髙井 啓行 TAKAI HIROYUKI
大阪管理局 保全部
施設工事課 2006年入社 - 公共性の高い建築物の設計から施工までの細部にこだわり、
使用性や景観など、高く評価される仕事を追求したい
公共性の高い建築物の設計から施工までの細部にこだわり、
使用性や景観など、高く評価される仕事を追求したい
- 現在の仕事内容を教えてください?
- 阪神高速に必要な建物を健全な状態に保つことが私の仕事です。お客さまへ直接のサービス提供の場となる建物として料金所やパーキングエリアがある一方、阪神高速の社員などが高速道路の運用・維持管理のために使用する事務所などの建物があります。さらには、高速道路上の照明などに送電するための受電所やトンネル内の換気を行うための換気所といった高速道路ならではの建物もあります。これらの建物の点検や改修工事などの企画及び設計、工事監督を日々行っています。
- 入社を決めた理由について教えてください?
- 関西の大動脈である阪神高速を支えられることに魅力を感じ入社を決めました。就職活動を通じて知っていく情報の中で、阪神高速は日々たくさんのお客さまにご利用していただき、目的地までの時間短縮による経済効果等だけではなく、一般道の渋滞緩和による環境負荷の低減などの効果もあり、関西になくてはならない会社だと認識したことを覚えています。
- 特に印象に残っているできごとを教えてください?
- 平成25年に一部区間が開通した阪神高速2号淀川左岸線の建設工事のなかで新築の料金所・トンネル換気所の設計や工事監督として携わった日々が印象に残っています。阪神高速の建物は公共性の高い建物であるため仕上げ材などは景観への配慮が必要となります。設計段階から試行錯誤し、社内だけでなく、学識経験者の方々からもご意見をいただきながら仕事を進めました。こだわって決めた仕上げ材で完成した建物を見た時の感動は今でも覚えています。また、開通日に料金所の前でお客さまの車両が通過した瞬間、建設工事中の苦労も大きなやりがいに感じた瞬間でした。大規模な建設工事で設計から工事完了まで長期にわたるプロジェクトで経験を積めることも阪神高速の建築職の魅力です。
- 今後の目標を教えてください?
- 建物を使用する人の立場に立った改修計画を企画できるようになりたいです。阪神高速は開通から50年以上の月日が経過している区間もあり、老朽化した建物も増えています。改修工事は、建物を使っていただいている方々に影響のないよう配慮しながら改修計画を立てる必要があるので難しいですが、改修後、快適に利用できるようになったと言っていだけるような設計・現場の仕上がりを追求したいと思っています。
- 就職活動中の皆さんへ一言
- 多くの会社を訪問される際に、その会社や仕事についた自分が誰のために何をするのかをイメージしてみるのも良い会社に巡り合えるひとつの方法だと思います。ほとんどの方はこれから数十年働く会社選びをされると思いますので、インターネット上などの企業イメージだけに偏らず、自分で感じた会社のイメージも大切にしながら就職活動を行ってみてください。
私(髙井 啓行)のある日の一日
- 9:15工程会議に向けて担当している工事の工程をチェック
- 10:00工程会議に出席(担当工事の工程と現在の状況を報告)
- 11:30現場検査(使用中建物の内部改装工事の検査)
- 12:15昼食
- 13:00建物使用者との調整(工事状況説明と改修後引渡時期の調整)
- 16:00工事受注者と施工計画の打ち合わせ(使用中建物の外壁改修の足場設置計画)
- 17:30翌日の予定確認