大和川線全線開通までのラストスパートを迎えた堺建設部。
そこには忙しく業務に向かう、高橋・儀賀の姿があった。
構造物をつくることだけが阪神高速の技術力ではない。新規路線の建設に関する広報活動、管理範囲の調整、管理部への引き継ぎ、開通当日の花束贈呈式の進行など…最後の仕上げともいえる業務に奮闘する2人の日々に密着した。
阪神高速6号大和川線は堺市と松原市を東西に結ぶ延長9.7kmの路線。
2013年3月に三宅西出入口~三宅中(0.6km)区間、2017年1月に三宝JCT~鉄砲出入口(1.4km)区間が開通。そして2020年3月29日に鉄砲出入口~三宅西(7.7km)区間が開通し、大阪都心部における新たな環状道路「大阪都市再生環状道路」の一翼を担う大和川線全線が開通した。1995年に都市計画決定されてから実に四半世紀をかけての建設事業は、一部が大阪府、堺市との合併施行区間となっており、共同で事業を進めてきた。
大和川線が開通することで、高速道路ネットワークが強化され、拠点間のアクセスと利便性が向上するほか、大阪都心部の高速道路の渋滞緩和や、東西方向のアクセス性が向上することによる物流効率化などの効果が期待されている。
合併施行者との協議や周辺管理者との管理範囲を決めるなど、様々な調整業務を行う。
堺建設部 企画課(4年目)
2005年度入社
堺建設部 企画課(3年目)
2017年度入社
※取材当時の情報です。
大和川線のさらに詳しい情報については、
「阪神高速の取り組み」をご確認ください。
映像に登場した大和川線広報誌も閲覧出来ます。