阪神高速グループのサステナビリティ経営
近年、環境・社会課題がグローバルに拡大し、国や自治体だけでなく、企業、個人など社会全体で課題を解決し、持続可能な社会を実現することがより一層求められています。
阪神高速グループは、社会情勢の変化や社会の潮流を敏感に捉え、社会を構成する一員として「サステナビリティ」を共通の価値観と認識し、グループ理念のもと、持続可能な社会の実現に貢献するとともに、持続的な企業価値の向上を目指します。
阪神高速グループは、サステナビリティ経営推進に向けた議論などを行うため、「サステナビリティ推進委員会」を設置しています。また、傘下に「環境行動推進委員会」および「社会貢献部会」を設置し、 2023年1月に策定した「サステナビリティ基本方針」「CSR活動指針」の具体化に向けた取り組みを推進しています。
サステナビリティ経営を推進するにあたり、取り組むべき課題を明確にするため、「4つのマテリアリティ(サステナビリティ重要課題)」を特定しました。
2030年に目指す「6つのありたい姿」を起点として、日頃のコミュニケーションから認識した要請や期待、さらには社会情勢の変化をESG 視点で整理のうえ、サステナビリティの実現のために重要と考えられるテーマを洗い出し、サステナビリティ推進委員会での議論を経て「4つのマテリアリティ(サステナビリティ重要課題)」を特定し、取締役会へ報告しました。特定した「4つのマテリアリティ(サステナビリティ重要課題)」は、サステナビリティ推進委員会でモニタリングしていきます。
阪神高速グループでは、事業とSDGsとの関係を次のとおり整理しています。
阪神高速グループでは、目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」を意識しつつ、事業と最も関連の深い目標11「住み続けられるまちづくりを」を中心に、すべてのSDGs目標の達成に貢献することを目指しています。