企業情報平成２３事業年度事業計画について

Ⅰ. 平成２３事業年度事業計画の概要

　本事業計画については、高速道路株式会社法第１０条に基づき、平成２３年３月３１日付で国土交通大臣の認可を受けました。

平成２３事業年度の事業計画では、高速道路の新設・改築及び維持・修繕に必要な費用として、１，５８０億円の事業費を予定しています。また、パーキングエリアの管理や駐車場事業、国・地方公共団体等からの受託・負担金受入等の関連事業費１１８億円を含め、全体で１，６９９億円の事業費を予定しています。

Ⅱ. 高速道路事業

１）高速道路の新設・改築

　関西のくらしや経済の発展に寄与する道路ネットワークを整備するため、大阪地区では大阪都市再生環状道路の一部である大和川線、淀川左岸線の整備、及び都心部へ集中する交通の分散を図るなど渋滞対策の一環として守口ジャンクション（仮称）の整備、さらに大阪南部地域の高速ネットワークの充実を図るため松原ジャンクションの整備を推進します。

　また、神戸地区並びに京都地区では平成22年度に供用した神戸山手線（湊川ＪＣＴ～神戸長田間）、油小路線（斜久世橋区間）等に係る付帯工事等の残事業を実施します。

　その他、防災・安全対策、道路通信施設の高度化、沿道環境対策等の改築事業についても実施していきます。

【新設５路線１８．８ｋｍ（期首時点）、事業費１，０２４億円】

２）高速道路の維持、修繕その他の管理

　お客さまに安心・安全・快適に阪神高速道路をご利用していただくために、適切な管理を行っていきます。道路を常に良好な状態に保つために、路面清掃・道路構造物点検・設備保守点検等を実施します。また高速道路上の異常を早期に発見するために２４時間体制で巡回し、事故車両、落下物の排除に努めます。

【２０路線２４５．７ｋｍ（期首時点）、事業費５５７億円】

Ⅲ. 関連事業（高速道路事業以外の事業）

　高速道路事業以外の事業として、京橋パーキングエリアなど阪神高速道路の１５箇所のパーキングエリアの運営・管理、国及び地方公共団体等からの受託・負担金受入及び駐車場事業２３７箇所、大阪港咲洲トンネルの道路管理代行業などを実施します。

【ＰＡ事業費２億円、受託・負担金受入等１０５億円、その他の事業１１億円】

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