重要テーマ1 最高の安全と安心を提供する阪神高速を目指して交通安全対策
お客さまに安全・安心に走行していただくため、24時間365日体制でパトロールや交通管制業務を行うとともに、交通事故を削減してより安全な高速道路とするため、交通安全対策に取り組んでいます。
- 関連するSDGsの目標
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交通管理業務
事故車・故障車や、法令に違反する車両などを早期に発見・処置することで、安全・安心・快適な道路の提供を目指しています。交通管制業務は常時カメラで交通状況を監視し、必要により警察・消防などと連携を取り適切な措置を講じるほか、情報板などでお客さまへの情報提供を行います。巡回業務は道路パトロールカーによる巡回で発見した事案の処置を行います。機動支援業務はレッカー車で障害車両の引き起こしや災害時の車両排除などを行い、取締業務では安易なロープ掛けなどにより荷崩れ事故などの危険性がある車両の発見・排除や、車両の重さや寸法などが違反している車両への警告・取り締まりを行います。これらの業務を適切に行うことでお客さまが安全に高速道路をご利用いただけるよう管理しています。
【VOICE】 新システムでお客さまのサポートを
新交通管制システムの機能に道路情報の提供があり、管制員とお客さまが直接つながる手段として、お客さまに対する気持ちを表しています。
事故などが発生した際、場所・車線・渋滞長を情報板に【○○~○○ 左側 事故注意】【○○~○○ 事故渋滞5km】と表示することで、いち早くお客さまへ注意を促すとともに目的地へ向かうお客さまの経路選択がスムーズとなります。新システムにはAIが考えた情報提供もありますが、管制員が入力した情報もあり、「安全・安心・快適」に目的地へ到着していただきたいとの思いで情報提供を心掛けています。
阪高快適走行プロジェクト
阪神高速ではアクションプログラムなどを策定し、交通安全対策、渋滞対策を計画的に実施してきましたが、事故や渋滞の多発地点、環状線などの分岐と出口が輻輳している箇所や車線変更が難しい箇所においてはまだまだ走りやすさへの課題が数多く存在します。そんな走りやすさへの課題を改善し、より安心して阪神高速道路をご利用いただくために「阪高快適走行プロジェクト」を開始しました。本プロジェクトでは、分岐が連続する区間においてカラー舗装やわかりやすい案内表示に取り組むほか、スムーズに目的地に向かえるような情報の発信や走り方のコツをお知らせするコンテンツを拡充させるなど、ハードとソフト両面からさまざまな取り組みを実施しています。