重要テーマ2 もっと便利で快適なドライブライフを実現する阪神高速を目指して走行快適性の向上

走りやすい路面の確保や情報提供の多様化に取り組んでいます。

関連するSDGsの目標
  • 3:すべての人に健康と福祉を
  • 8:働きがいも経済成長も
  • 9:産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 10:人や国の不平等をなくそう
  • 11:住み続けられるまちづくりを

道路の平坦性の向上

道路の平坦性は、燃費やタイヤの摩耗状況の改善など、走行コストを低減できるだけでなく、騒音や振動の低減などにもつながり、快適性・安全性に大きな影響を与えます。このため、独自開発した床版連結技術の活用などによる短い橋桁でのジョイントの解消(ジョイントレス化)や、段差ができにくいジョイント(簡易鋼製ジョイント)の設置など、平坦性の向上に取り組んでいます。

床版連結

旧料金圏境の本線料金所の撤去

「距離料金」への移行による旧料金圏の廃止に伴い、安全性の向上と走行性の改善を目的として、不要になった本線料金所の撤去(機能移設)を2016年度より順次進めています。近年では、2021年5月に4号湾岸線(南行)の泉大津本線料金所、2022年2月に5号湾岸線(東行)中島本線料金所の撤去が完了しました。跡地には、新たに泉大津大型専用パーキングエリア(2022年4月オープン)、中島パーキングエリア(2023年春オープン予定・仮称)の整備を進めています。

泉大津本線料金所

ETC2.0を用いた情報提供によるサービスアップ

ETC2.0を用いた情報提供による
サービスアップ

ETC2.0は、高速道路利用料金の課金機能に加えて、走行中のお客さまに、渋滞回避や安全運転を支援するきめ細かなサービスを提供しています。その特性を十分に生かすべく、お客さまの安全に関わる注意喚起情報の充実を図るとともに、道路交通情報の提供頻度の見直しを行い、提供情報の最適化に努めています。今後も引き続き、お客さまにより良い情報を提供できるように改善を図っていきます。

「阪神高速はしれGo!」のサービス向上に向けた取り組み

阪神高速道路の最新の交通情報を提供する「阪神高速はしれGo!」では、通常時だけでなく、災害時・大規模イベント時にも快適にご利用いただけるよう、冗長性を確保しております。また、スマートフォン・PC・タブレットすべての媒体で英語でのご利用も可能になりました。
今後もお客さまにとってより使いやすいサービスとなるように、さらなる機能改善に取り組んでまいります。

PC版 阪神高速はしれGo!
英語版 阪神高速はしれGo!

料金検索サイトのカラーバリアフリー化など

ホームページの料金検索サイトでは、画面全般において色の表現を多用しています。そこで2021年度においては、色覚多様性への配慮として、操作画面や路線図を刷新しました。お客さま自身が見やすいと感じる配色をお選びいただくことで、少しでも多くの方に快適にご利用いただけるよう努めています。
このほか、出入口に方向制限のあるランプを選択した際に注意喚起情報を表示するなど、機能の充実を図っています。