重要テーマ5 関西の発展に貢献し,地域・社会から愛され信頼される阪神高速を目指して社会貢献活動の推進

良き企業市民として地域・社会の持続的発展に貢献するとともに、自らも成長することを目的に、「安全・安心」「人づくり」「地域・社会の活性化」「環境」を重点テーマとして、保有する人的・物的資源やノウハウを生かした社会貢献活動にグループ一体となって取り組んでいます。

人づくり

交通遺児の修学・進学の支援

阪神高速道路上の事故でお亡くなりになった方のお子さまに対する高等学校での修学資金支援を、(一財)阪神高速地域交流センターにおいて行っています。また、グループ社員による募金と阪神高速からの寄付をあわせて(マッチングギフト)、大学などへの進学祝金をお贈りしています。

若手研究者助成制度

若手研究者助成報告会

若手研究者の育成に寄与する社会貢献の一環として、(一財)阪神高速先進技術研究所および(一財)阪神高速地域交流センターとともに、都市の高速道路に関する研究に対して資金を助成しています。2020年度は、構造物、交通工学などの分野から応募いただき、4件の研究に助成を行いました。また、2019年度の助成研究の報告会を開催し、研究者と活発な議論を交わしました。

VR360°バーチャル現場見学会

地域の皆さまをはじめ多くの皆さまに、土木に親しみを感じ、阪神高速の事業や取り組みに理解を深めていただく機会として、当社では「土木の日」(11月18日)協賛行事として土木体験イベントを例年開催しています。2020年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響により対面イベントの開催が困難な状況でしたが、これに代わるコンテンツとして技術力PRサイト「技術のチカラ」内に特設サイト「VR360°バーチャル現場見学会」を開設しました。特設サイトでは2020年11月に実施した1号環状線リニューアル工事2020南行に関する工事現場のVR映像を公開しています。

VR360°バーチャル現場見学会
VR360°バーチャル
現場見学会
特設サイト

震災経験の伝承

震災資料保管庫案内の様子

震災資料保管庫は、阪神・淡路大震災での被災経験を風化させることなく後世に継承し、今後の防災対策の研究の一助となるよう、特徴的な被災構造物を多数展示している施設です。当施設は1999年に開設され、行政関係者や大学などの専門技術者、教育機関の防災学習などを中心に見学されてきました。2009年のリニューアル以後は、毎月第1・第3水曜日と日曜日に一般公開し(事前予約制)、より多くの方々にご来館いただいています。また、阪神・淡路大震災から26年以上が経過し、当時の阪神高速道路の復旧に関する経験や教訓、先人の想いを広く伝承していくために、外部機関と連携した企画も実施しています。

VOICE あれから26年「阪神・淡路大震災」

技術部 技術企画課 主任
増田 崇晃

これまで当社には、誰もが経験したことのない甚大な地震災害という困難な状況のもと、希望を失うことなく、早期復旧実現に向けて第一線で活躍してきた「人財」が数多く在籍していました。しかし、そのような「人財」も齢を重ね、今や社員の6割以上が震災復旧を経験していません。今後起こり得る災害に備え、私たちは貴重な経験者の「記憶」を映像や文章で「記録」し、後世へ伝えていくことで過去を未来に生かす取り組みを進めてまいります。

安全・安心

SNDプロジェクトのロゴマーク

高速道路での交通事故につながる危険運転を撲滅し、交通事故ゼロを目指すべく、西日本高速道路株式会社、本州四国連絡高速道路株式会社、FM大阪と共同で、ラジオ放送やメッセージキャンペーンなどの交通安全啓発活動を行っています。

地域・社会の活性化

NPO法人への賞味期限切迫非常食の寄付

賞味期限間近の非常食をNPO法人(フードバンクなど)に寄贈し、支援を必要とする方を支える福祉施設や団体などに分配していただくとともに、廃棄ロス削減にも寄与しています。

2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)開催に向けて

提供:2025年日本国際博覧会協会

2025年大阪・関西万博開催に向けて、アクセス道路としての機能確保、インバウンドを含むさまざまなお客さまへのおもてなし、美装化・景観の向上などの施策を推進しています。大阪・関西万博を契機に阪神高速道路をより快適にご利用いただけるように新たな技術の開発にもチャレンジし、大阪・関西万博のコンセプトである「未来社会の実験場」を阪神高速道路でも体現していきます。

環境

「阪神高速グループの森」づくり

阪神高速グループの森

「尼崎21世紀の森構想」の拠点施設である尼崎の森中央緑地で、「阪神高速グループの森」づくりを実施しています。2017年12月から、150m2の敷地に約200本の苗木を育成し、近隣の野山で採取した種子からの苗木を植樹することで、地域の生物多様性保全にも寄与しています。また、森の育成管理活動を通じて社員の環境意識向上にも取り組んでいます。

「尼崎21世紀の森構想」とは、尼崎市南部の臨海地域(約1,000ha)で、森と水と人が共生する環境創造のまちづくりを進めるため、市民、行政、企業などの参画と協働により、100年かけて森づくりを行うもの。

エコドライブの推進

エコドライブの啓発や社用車への環境配慮型車両の導入により、道路の管理で使用する自動車の燃料およびCO2排出量の削減に取り組んでいます。

オリジナルエコバッグ配布によるレジ袋削減活動

環境省が推進するプラスチックごみ削減活動「プラスチック・スマート」に賛同、オリジナルエコバッグを作成・配布し、レジ袋の削減に努めています。

環境情報の発信

咲洲こどもEXPO2020

公式ホームページに環境関連のページを設け、道路事業による環境負荷の状況や負荷低減への取り組みなどの情報を公開しています。また、Twitter、Facebook、環境イベントなどさまざまな媒体を通じ、環境への取り組み情報を発信しています。