企業情報平成21事業年度事業計画について
Ⅰ. 平成21事業年度事業計画の概要
平成21事業年度の事業計画では、高速道路の新設・改築及び維持・修繕に必要な費用として、1,628億円の事業費を予定しています。また、関連事業のパーキングエリアや駐車場事業等及び国、地方公共団体からの受託・負担金受入等の事業費164億円を含め、全体で1,792億円の事業費を予定しています。
Ⅱ. 高速道路事業
1)高速道路の新設・改築
関西のくらしや経済の発展に寄与する道路ネットワークを整備するために①大阪地区では大阪都市再生環状道路の一部である大和川線、淀川左岸線等の整備、②神戸地区では3号神戸線と接続する神戸山手線等(神戸長田〜湊川JCT間)の整備、③京都地区では油小路線の未開通区間の整備を推進していきます。
また、改築事業においては長大橋耐震補強をはじめとする防災・安全対策、道路通信施設の高度化、沿道環境対策等を実施していきます。
【新設5路線22.5km(期首時点)、事業費1,078億円】
2)高速道路の維持、修繕その他の管理(調査費含む)
お客さまに安心・安全・快適に阪神高速道路をご利用していただくために、適切な管理を行っていきます。道路を常に良好な状態に保つために、路面清掃・道路構造物点検・設備保守点検等を実施します。また高速道路上の異常を早期に発見するために24時間体制で巡回し、事故車両、落下物の排除に努めます。
新たに、大阪湾岸道路西伸部の事業化に向けた調査に着手します。
【20路線242.0km(期首時点)、事業費550億円】
Ⅲ. 関連事業(高速道路事業以外の事業)
高速道路事業以外の事業として、京橋パーキングエリアなど阪神高速道路の15箇所のパーキングエリアの運営・管理、国及び地方公共団体等からの受託・負担金受入及び駐車場事業239箇所、不動産賃貸業6箇所などを実施します。
【PA事業費4億円、受託・負担金受入等156億円、その他の事業4億円】