震災から復旧までの記録 From the Outbreak of the Earthquake to the Full Restoration

1995.1.17

時間
5:46 兵庫県明石海峡付近を震源とするマグニチュード7.3の地震発生
阪神高速道路3号神戸線で倒壊1箇所・落橋4箇所、5号湾岸線で落橋1箇所をはじめとする甚大な被害が発生
5:50 交通管理隊に路面点検、被災事故車に係わる人命救助支援、救護支援を指示
5:51 阪神高速道路の全料金所に通行止め一斉指示
6:30 阪神高速道路の全線にわたり被災状況(人的、物的)調査・点検開始
9:00 本部長を理事長とする7班編成の「災害対策本部」を設置、各管理部、各建設部に「現地復旧推進本部」を設置し活動開始
(被害状況の早期把握、人命救助最重点の指示。二次災害防止の面から国道上の危険箇所の即時撤去、緊急輸送車両の通行のための橋脚・桁の撤去、被災の大きい橋脚のベントによる補強作業の指示)
9:40 災害対策本部会議(第1回)開催
11:00 被害状況報告(建設省)
15:00 災害対策本部会議(第2回)開催(死亡者数の確認、応急対策を講じ、早期の通行規制解除実施指示)
15:40 被害状況報告(兵庫県災害対策本部、神戸市、大阪府、大阪市など、兵庫県警災害対策本部)
20:00 建設省の防災マイクロ波回線を借用。神戸管理部内に電話機設置
21:30 災害対策本部会議(第3回)開催
生田川出入口付近
西宮市浜脇落橋付近を行き交う人々
ロッカーやキャビネットが横倒しする中での電話対応
生田川出入口付近
西宮市浜脇落橋付近を行き交う人々
ロッカーやキャビネットが横倒しする中での電話対応