トップページ > 大震災からの復旧と防災 > 高速道路の被害分類 - 鋼製桁

高速道路の被害分類 - 鋼製桁

鋼製桁

  ←大被害・小被害→
As A B C D
1
落橋
落橋
桁の折れ曲り
桁の折れ曲り
(平面、鉛直面)
過大な変形(1)
過大な変形(1)
小程度の変形
小程度の変形
・塗料の剥離
・程度の変形
・軽微な座屈
・局所的なクラック
・H.T.Bの損傷
2
RC床版まで
変形している桁
RC床版まで変形している桁
過大な変形(2)
過大な変形(2)
局部的な変形
局部的な変形
3
構造系変化
(隣接部の落橋、
撤去 etc.)による
構造不安定
過大な座屈変形
過大な座屈変形
(クラック多し)
小程度の座屈
小程度の座屈
4
沓、突起等の
本体への貫入
沓、突起等の本体への貫入
・塗料の剥離
程度の変形
・軽微な座屈
・局所的な
クラック
・H.T.Bの損傷

被災度判定の基本方針

ランク 被災状況
AS 崩壊、倒壊した場合、またはそれに類するもの
A 耐荷力に著しい影響がある損傷を生じており、致命的な二次災害の可能性があるもの
B 耐荷力に影響のある損傷であるが、余震、活荷重による損傷の進行がなければ、当面の利用が可能なもの
C 短期的には耐荷力に影響のないもの
D 耐荷力に関して特に異常が認められないもの

被災度の判定結果(3号神戸線)

被災度 As A B C D
PC桁 18 0 23 37 83 161
RC橋脚 64 78 102 225 474 943
鋼製桁 8 67 220 178 670 1143
鋼製橋脚 3 8 12 112 28 163
支承 - 371 274 383 1090 2118

注)橋脚:橋脚数、桁:径間数、支承:支承線数