2008年6月14日岩手県内陸を震源とするマグニチュード7.2の地震が発生、岩手県奥州市と宮城県栗原市で震度6強を観測しました。
震源付近では大規模地すべり、土石流の発生を含む地盤変状とそれに起因する河道閉塞、道路閉塞などの被害が生じ、国道342号の「祭畤大橋」は、落橋という橋梁被害の中では最も深刻な被害を受けました。
この落橋した損傷構造物の一部を岩手県南広域振興局より震災資料保管庫へ寄贈頂き、大地震による被災経験の伝承に役立てるとともに、減災に取り組む技術者共通の思いを込めて、大切に保管・展示しております。
左岸(一関側):
岩手県一関市厳美町字市野々原108-125地先
右岸(秋田側):
岩手県一関市厳美国有林247林班は小班
「人と防災未来センター」は、阪神・淡路大震災の経験を語り継ぎ、その教訓を未来に生かすことを通じて、災害文化の形成、地域防災力の向上、防災政策の開発支援を図り、安全・安心な市民協働・減災社会の実現に貢献することを目的としています。阪神高速道路株式会社においても、地震による破壊力の凄さを訴える貴重な現存資料として、被災構造物を寄贈。同構造物は屋外展示され、センターを訪れる多くの人に地域防災の重要性を発信し続けています。
〒651−0073
神戸市中央区脇浜海岸通1−5−2
TEL:078(262)5050
(観覧案内部門)
FAX:078(262)5055
https://www.dri.ne.jp/