阪神高速の取り組みフレッシュアップ工事
路面をはじめとする道路本体及び付属構造物の損傷は広範囲かつ多岐にわたるため、通常の車線規制工事ですべてを補修した場合、工事回数が増え、渋滞や工事中の騒音の発生も避けられません。このため高速道路を利用していただくお客さま、沿道のみなさまへの影響を最小限とし、安全で効率的な補修を行うため、交通管理者、関係機関の協力を得ることにより短期間で集中的に行う大規模補修工事を実施しています。
大規模補修工事は、通常の車線規制工事と比較して、短期間に数多くの工事を実施することができるため、交通影響、工事費の面で優れています。さらに、工事の施工性がよいことから、品質管理や安全性の面でも優れており、効率的かつ経済的な工事手法です。また、近年では、工事中の騒音など近隣環境への影響をさらに抑えるため、工事騒音を低減できる工法の採用も始めています。これについては、大規模補修工事のみならず、今後、通常の車線規制工事での採用も考えております。