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環境ポリシー・環境行動計画の改定について
近年、環境・社会課題がグローバルに拡大しており、なかでも地球規模の課題である気候変動問題については、2016年11月のパリ協定の発効以後、世界的にカーボンニュートラルへの動きが加速する中、国内でも2010年10月に日本政府が温室効果ガスを実質ゼロにする「2050年カーボンニュートラル」が宣言され、その実現に向けた気運が高まっています。
そこで、阪神高速グループでは、サステナビリティへの基本姿勢を土台(大切にするマインド)に経営マネジメント体系を築くことで、グループ理念の具現化を図り、ひいては企業と社会の相乗発展を目指す、「サステナビリティ経営」において、とりわけ気候変動対策・脱炭素化への対応は、重要な取り組みであるという認識のもと、環境に関する分野別戦略である「環境ポリシー」及び「環境行動計画」を改定しました。
これからも阪神高速グループは、2050年カーボンニュートラル・脱炭素社会の実現を目指し、社員一人ひとりが地球環境に関する意識を高め、持続可能な社会の実現に向けて積極的に参画することが重要であるとの認識を持ち、地球環境共生・貢献企業として行動してまいります。
阪神高速の環境ポリシー
阪神高速グループの各部門がサステナビリティ経営のもと、環境行動を推進するにあたっての「基本理念」、具体的な環境施策を展開していくための「環境行動の方針」を定めたうえで、脱炭素と環境負荷の低減に取り組みます。
「基本理念」では、豊かで住みよい社会を次世代に引き継ぐため、温室効果ガスの削減を始めとする地球環境の保全を重要な課題と認識し、阪神高速道路の建設、管理・運用を中心とする、当社グループの事業活動に伴う環境負荷の低減に努め、また、都市の環境や景観との調和を重視した健全な都市づくりに貢献する決意を示しています。
一方「環境行動の方針」では、3項目に区分し、高速道路の計画から廃棄物の処理までを視野に入れた総合的な環境行動の推進姿勢を示しています。
基本理念
阪神高速グループは、社員一人ひとりが地球環境に関する意識を高め、持続可能な社会の実現に向けて積極的に参画することが重要であるとの認識を持ち、地球環境共生・貢献企業として行動することを共有して参ります。
その上で、豊かで住みよい社会を次世代に引き継ぐため、世界の目標である「脱炭素社会の実現」に重点を置き、温室効果ガス削減等の地球環境保全を重要な課題と認識し、阪神高速道路の建設、管理・運用を中心とした全ての事業活動において環境負荷の低減に取り組みます。
また、都市の環境や景観との調和を重視した健全な都市づくりに貢献します。
さらに、阪神高速道路を利用されるお客さまへの働きかけや地域社会との連携等を通じて様々な取り組みを実施することにより、阪神高速道路の環境負荷低減効果を最大限に引き出します。
環境行動の方針
組織体制等<環境マネジメントの強化>
1.環境行動を経営の最重要課題の一つとして位置付け、阪神高速グループを挙げて環境負荷の低減に取り組む。
2.組織体制等を整備し、環境行動に関する役割と責任を明確にする。
3.環境関連法規、条例等を遵守し、環境行動計画と環境指標を策定・設定することで、環境行動の継続的な改善・質的向上に取り組む。
事業活動<環境に配慮した設計・開発・調達・施工・管理・運用>
4.阪神高速グループが営む高速道路の建設、管理・運用、オフィスでの活動等全ての事業活動の領域において、温室効果ガスの削減、省エネルギー化、省資源化、廃棄物の発生抑制・再使用・再生利用、沿道環境の保全等に取り組み、環境負荷を低減する。
5.環境負荷の低減に寄与する建設資材・製品・物品の調達を推進する。
6.環境・エネルギー問題の解決に貢献する、高度で信頼性が高い先進の技術やサービスの設計・開発・調達・施工・管理・運用に向け、積極的に挑戦する。
コミュニケーション<環境行動に関する連携の推進と情報発信の充実>
7.環境行動にかかる情報の発信等により、幅広くコミュニケーションを行い、地域社会や行政、他の事業者等のステークホルダーとの情報交流や技術協力等の協働・連携を推進する。
8.環境行動に関する計画の策定や環境教育、情報発信を通じ、阪神高速グループ社員の環境意識の向上と、環境に高い配慮ができる人材の育成を図る。
阪神高速グループ環境行動計画
阪神高速グループでは、世界の大きな潮流となった脱炭素化に重点を置いて、「環境ポリシー」をもとに、持続可能な社会の実現に向けて具体的に取り組む環境施策を4つの柱に分類し、体系的に取りまとめています。
なかでも「脱炭素社会への挑戦」については、カーボンニュートラル・脱炭素社会の実現に向けた環境施策の方向性を3つの視点で捉え、総合的・包括的な取り組みを積極的に推進します。
「阪神高速グループ環境行動計画」は、今後の社会情勢の変化や技術革新の動向に踏まえ、適宜見直しを行いながら、充実・強化を図ってまいります。
阪神高速グループ環境行動計画 【4つの柱】
脱炭素社会への挑戦
当社グループでは、カーボンニュートラル・脱炭素社会の実現に向けた環境施策の方向性を、以下の3つの視点で捉え、総合的・包括的な取り組みを推進します。
また、当社グループの事業活動のうち、道路の管理・運用やオフィス活動(=Scope1及びScope2)により排出される温室効果ガス(CO2)の削減については、2050年カーボンニュートラルの実現をゴールに定め、2030年度までに2013年度を基準として、総排出量を約50%削減することを中間目標とします。
循環型社会の形成
リサイクルが発展・成長期から維持・安定期に入ってきていることを踏まえ、限りある資源を有効に活用し環境負荷を低減させるため、阪神高速道路の建設、管理・運用等の事業活動において、リサイクルの質の向上の観点から、より付加価値の高い再生材の利用方法に着目し、建設副産物を始めとする廃棄物の3R〔Reduce(発生抑制)・Reuse(再使用)・Recycle(再生利用)〕や物品のグリーン調達に取り組みます。
また、パーキングエリアでは、お客さまとともに廃棄物の削減に取り組みます。
より良い都市環境の創造と共生
阪神高速道路沿道の生活環境や自然環境の向上を目指し、沿道環境の保全と改善に取り組みます。また、都市環境と共生し魅力的な地域づくりに貢献できるよう、周辺地域と調和がとれ長期にわたって良好と感じていただける都市景観と道路空間の創造に取り組みます。
環境啓発とコミュニケーション
環境行動にかかるマネジメントを着実に実施し、社員の環境に関する意識の向上と、環境に高い配慮ができる人材育成のため、「サステナビリティ経営」の推進に重要な環境行動について、オフィスでの取り組みも含め社員への啓発活動を積極的に行います。
また、環境負荷低減効果を最大限に引き出すため、刊行物の発行、ホームページや環境イベント等を通じて環境情報を積極的に発信するなど、地域社会や行政、他事業者等のステークホルダーとコミュニケーションを図ります。
さらに、エコドライブの呼びかけ等を通じて、お客さまや地域の皆さまにも、自動車利用の効率化、省エネルギー化、脱炭素化への取り組みの輪を広げます。
温室効果ガス削減等実施計画
環境行動計画に掲げる脱炭素社会の実現に向けた総合的・包括的な取り組みのうち、政府実行計画等に準じ、当社が自ら実施する事務分野のみを対象とした「温室効果ガス削減等実施計画」を策定しました。