阪神高速の取り組み維持管理の充実
お客さまに安全・安心・快適な道路サービスを提供するために、完成した道路をいつも良好な状態に保全することが維持管理業務の目的です。高速道路は、舗装や伸縮継手をはじめとする道路本体だけでなく、照明や排水設備といった付属構造物など、多くの部材で構成されています。これらの構造物すべてを対象に、点検、維持・補修及び清掃といった業務を実施しています。このような日常業務のほか、経年劣化に伴う塗装の塗替、伸縮装置の取替及び舗装の打替などの年次計画による補修をはじめ、沿線の環境を保全するための高架下整備などを行っています。さらに、維持・補修に関する新しい施工法・施工材料などの研究を重ね、コスト縮減を含めて維持管理に積極的に反映させています。このうち、技術的に高度な判断を必要とするような事象については、学識経験者や専門家を交えた委員会における審議のもとに適切な維持管理に努めています。