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挑戦のスピリットを、次の世代へ

「阪神高速 TEAM 湾岸西伸」、「阪神高速 TEAM 大和川線」、「阪神高速 X Bridge」——。橋梁模型製作コンテストに出場した3チームの挑戦は幕を閉じた。来年は、どんなチームが頂点をめざすのだろう。次の新たな挑戦は、これから始まる。

これからの抱負やメッセージがあれば、聞かせてください。
阪神高速 TEAM 湾岸西伸
西海

湾岸道路西伸部の建設が本格的に始まり、橋やトンネルにさまざまな最新技術を適用していかなければなりません。そこで必要なのは、やっぱりチャレンジ精神です。コンテストを通じて学んだ挑戦の気持ちを忘れず、毎日の業務を支えるモチベーションにしていきたいと思っています。

小倉

コンテストを通じて学んだのは、新しいことに挑戦することの大切さです。今までそのことを言葉では理解できても、具体的に自分の行動に落とし込むのは難しいと感じていました。でもコンテストでの経験を生かして、これからは日々の業務の中で新しいことを自分で生み出したり、阪神高速の挑戦する風土を守っていこうという意識を大切にしていきたいと思っています。

川崎

学生時代、担当教授から『土木はチームでするもの』と教えられました。今回初めてコンテストに参加して、先生が言われたことの意味を、初めて実感として理解できた気がします。湾岸道路西伸部の建設は、まさにこれからが本番。自分もその一大プロジェクトを担うチームの一員だということを忘れず、自らすすんで自分の考えや意見を発信し、お客さまに喜んでいただける道路建設に邁進したいと思っています。

岡上

コンテスト当日、本番の作業が始まってしばらくの間は独特の雰囲気にのまれ、手が震えて鉛筆で真っ直ぐな線を引くこともできなかいくらいでした。でも時間の経過とともに緊張もほぐれ、それからは自分たちだけの空間に入り込んで作業に集中し、「100点満点以上」と言っていいくらいの作品に仕上げることができました。湾岸道路西伸部の建設では、困難に直面することも多々あると思います。でも壁にぶつかっても、「全員が気持ちをひとつにして取り組めば、必ず成果につながる」というコンテストの成功体験から学んだことを忘れることなく、果敢にチャレンジする気持ちを持ち続けていきたいと思っています。

関川

今回参加したメンバーには、ぜひ将来リーダーとしてチームをまとめる役割を担ってほしいと思っています。20代でひとつのチームのまとめる役を経験できる橋梁模型製作コンテストのような機会は、滅多にありません。またコンテストは、目標を決め、その実現に向かってプランを練り、実行し、課題があれば修正していくという「PDCA」のサイクルを学ぶ機会にもなります。将来のステップアップにむけて、きっといい経験になるはず。ぜひ多くの若い世代の人に、コンテストを経験してほしいですね。

阪神高速 TEAM 大和川線
加瀬

大和川線にかかわる橋をつくると決めてコンセプトづくりを進める時、大和川線がどういう役割を持った路線なのかをあらためて1から勉強し直しました。これまで自分が設計を担当する大和川線を俯瞰して見る機会は余りなかったのですが、今回コンテストを通じていつもとは違う角度から大和川線を学ぶことができ、魅力に溢れたトンネル建設事業に自分が携わっていることをあらためて知りました。そのことを誇りに感じながら今後も仕事をしていきたいと思っています。

伊佐

コンテストを通じていちばん勉強になったのは、時間の使い方を考えることの大切さです。それからというもの日常業務でも時間の使い方を常に意識するようになって、自分のキャパシティが広がった気がしています。実体験を通じて、生きた知識や経験を学ぶ機会は、そう滅多にありません。機会があれば、ぜひまたチャレンジしてみたいと思っています。

瀨崎

残念な結果に終わっただけに、このままでは追われないという気持ちが自分の中にあります。もう一度チャレンジする機会があれば、今度は絶対に結果を出してリベンジしたいと思っています。また同じ堺建設部の入社1年目の後輩が、来年ぜひ出場したいと言っています。杉村さんが私たちに伝えたものを、今度は自分が後輩たちに伝えていく番。それを実践していきたいと思っています。

杉村

ひとつの目的や目標に向かってチームが一丸となって取り組むケースは、仕事でもよくあること。橋梁模型製作コンテストは、そのための経験を積む絶好の機会だし、コンテストで得たものは、将来必ずどこかで仕事に役立つはずです。またキャリアを重ねると、必ずいつか人を動かす立場につく場面がやってきます。コンテストに参加することは、その点でも勉強になるし、自分が先頭に立って若手を引っ張っていかなくてはならない時、その経験が生きてくるでしょう。技術を磨き、人を動かすためのスキルを磨く場として、多くの後輩たちにチャレンジしてほしいと思います。

阪神高速 X Bridge
森

阪神高速では、自ら手を挙げて参加する研修や講習が数多く設定されています。日々の業務に追われて、日頃はそうした機会に縁遠くなりがちですが、今回コンテストに出場してさまざまな刺激をもらえたし、業務に役立つことも学べるので、これからも幅広くいろいろなことに関心を持ち、ストイックにチャレンジしたいと思っています。

平山

仕事では、淀川左岸線延伸部と淀川左岸線(2期)という2つの建設事業に関わっております。コンテストでは、本番での作業工程表をつくり、創意工夫することで作業の効率化に努めましたが、同じように今後の事業においても創意工夫をこらし、事業進捗の効率化に務めていきたいと思っています。

松下

私が担当する研究の仕事は、「いつまでに、これをしなければいけない」という目標が見えづらい仕事で、今までは目の前の仕事をこなすだけで精一杯でしたが、コンテストを通じて「限られた時間の中で、いかに良い仕事をするか」という視点をもって持てるようになりました。これからは効率やスピードも意識しながら仕事に励んでいきたいと思っています。

安積

私たちのチームは、何か特別な能力や才能を持った人が主導したわけではなく、メンバー全員が最優秀賞を勝ち取るという目標に向かって新たな知識やスキルをどんどん吸収しながら、ゴールをめざしました。コンテストを通じて得たいちばんの収穫は、自分の中であらためて勉強への意欲が湧いてきたこと。学び続ける姿勢を失わず、これからの仕事に立ち向かいたいと思います。

平野

モノの作り方を知っているということと実際にモノをつくることは、同じようでまったく違います。自分の手を動かしてモノづくりをする中ではじめて分かること、得るものは、少なくありません。その意味でコンテストのような機会はとても重要だし、自分たちの実力を高め仕事に役立つものであれば、ぜひ他のコンテストにも出場してみたいと思っています。

(2018年2月 更新)
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